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尚歯会(しょうしかい)とは |
2007年8月1日 11時31分
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尚歯会は江戸時代の儒学者が西洋の学問を中心にした集まりとされたが、主宰の勝助は儒学者であり、より幅の広い集団であったそうです。
尚歯会は「老人を尊ぶ会」という意味をもっています。鎖国当時、西洋学問は禁止がつよかったので「歯を大切にする」という意味の『尚歯』には幕末の目をそらすため、尚歯会と名乗って高齢の隠居者・知恵者やそれを慕う者の集まりとしたとのこと。議論内容は医学・語学・数学・天文学、政経・国防、を含み議論されていました。幕府内にいる蘭学を嫌う保守勢力の中心であった鳥居耀蔵によって、謀反の濡れ衣を着せられ、解散させられメンバーらは後に殺害、切腹し(主催者は殺害されなかった)、僅かの期間で消滅してしまった組織ではあったが後に勝海舟などに大きな影響を及ぼしました。ちなみに勝海舟は坂本竜馬や西郷隆盛に大きな影響を及ぼしているとのこと。ココから先は正確に調べたわけではないが、また勝海舟は非常に男気があり留学先の長崎では女性8人の間に子をもうけるなどしているとのこと。正妻との間には不思議とそのことで問題はなかったとのこと。立派な人物だったようです。
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