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平城京の日本人の故郷で忘れてしまった大切なもの探しへ |
2007年11月29日 11時19分
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奈良県には昔の日本人のことや
現代のことを考える上でもとても貴重な財産が多い。
歯に関することだけでも貴重なものもある。
奈良県歯科医師会のコラムによると
奈歯報として歯科医師会史でまとめておられるようです。
近い内に見に行きたいと思うものに以下のようなものを挙げた。
1.歯痛地蔵菩
2.白山神社は昔から歯の神様
3.袖の松歯神
鳥居を痛い歯でかめば治るという伝えや
黒豆を備えると治るという言い伝えのものもあり
昔の人の虫歯を治したいと言う信仰の強さが感じられるとのこと。
もしかしたらあなたの近くでも歯通地蔵様が
居られるかもしれませんね。
私も近くでお見かけしたら
ご紹介できたらと思う。
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句のなかにある歯 |
2007年11月23日 23時25分
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俳人で句に歯のある人を二方紹介しよう。
俳人で歯を使った言葉をのこして有名人では松尾芭蕉であろう。
「衰えや歯に食いあてし海苔の砂」
この句を最初に知った時、あの松尾芭蕉の口の中や心を
ほんの少し覗いた気になった。
いつごろに作った句であろうか、
芭蕉は、1644年生まれの1694年に亡くなられてるので
40代では歯に悩んでいたと推察される。
歯はどの程度残っていたのだろうか。
現代は40代ではまだまだ現役の歯がおおいのだが
芭蕉の時代は平均寿命が短かったので歯の寿命も短かったのだろうか
もう一方は、あまり有名ではないが、
今年の福岡市文学館の企画展で紹介された俳人で
「彼は変わることを
常に恐れずジャンルの境域を超えることに挑戦し
転がりつずけて、今でも私たちに魅了しつづけている。」とのこと。
吉岡禅寺洞の特集が催された。
彼の異端的とされる作品の代表作:
「季節の歯車を 早くまわせ スイートピーを まいてくれ」
などの作品は人のこころに響かせていると思う。
俳句の世界も良いものである。
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すばらしい歯のある名前の「歯会」 |
2007年11月23日 17時39分
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江戸時代には「尚歯会」という歯という言葉を用いた
儒学者が西洋の学問を中心にした集まりがあった。
尚歯会は「老人を尊ぶ会」という意味がある。
ここで用いた『尚歯』という言葉には「歯を大切にする」
という意味があり、歯という言葉を用いた会には
それぞれ独特のすばらしい名前をもったものがある。
現代に於いても
医療法人などで歯という文字を用いた名前が使われている。
いくつか主なものを探して挙げてみたが、
勢ぞろいに眺めて見ると
りっぱな名前を付けられた方々に恐れ入るばかりである。
福 歯 会、恵歯会、審歯会、創歯会、
道歯会、豊歯会、啓歯会、光歯会、萌歯会、
有歯会、宝歯会、麗歯会、正歯会、洛歯会、
愛歯会、善歯会、育歯会、未来歯会、昇歯会、
基歯会、奉歯会、秀歯会、恵歯会、賢歯会、
英歯会、健歯会、剛歯会、考歯会、救歯会、
甦歯会、康歯会、若歯会、愛歯会
[順位は私が見つけた順番に並べた]
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尚歯会(しょうしかい)とは |
2007年8月1日 11時31分
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尚歯会は江戸時代の儒学者が西洋の学問を中心にした集まりとされたが、主宰の勝助は儒学者であり、より幅の広い集団であったそうです。
尚歯会は「老人を尊ぶ会」という意味をもっています。鎖国当時、西洋学問は禁止がつよかったので「歯を大切にする」という意味の『尚歯』には幕末の目をそらすため、尚歯会と名乗って高齢の隠居者・知恵者やそれを慕う者の集まりとしたとのこと。議論内容は医学・語学・数学・天文学、政経・国防、を含み議論されていました。幕府内にいる蘭学を嫌う保守勢力の中心であった鳥居耀蔵によって、謀反の濡れ衣を着せられ、解散させられメンバーらは後に殺害、切腹し(主催者は殺害されなかった)、僅かの期間で消滅してしまった組織ではあったが後に勝海舟などに大きな影響を及ぼしました。ちなみに勝海舟は坂本竜馬や西郷隆盛に大きな影響を及ぼしているとのこと。ココから先は正確に調べたわけではないが、また勝海舟は非常に男気があり留学先の長崎では女性8人の間に子をもうけるなどしているとのこと。正妻との間には不思議とそのことで問題はなかったとのこと。立派な人物だったようです。
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