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イグノーベル賞と歯の研究 |
2007年10月22日 19時53分
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世界には様々な賞があり
研究者にとっては受賞すると
研究の励みになり、とても名誉になる賞も多い。
ご存じの方も多いと思うが、
イグノーベル賞というとても風変わりな賞がある。
どういうものかというと奇妙であったり面白い研究タイトルが多いが
イグノーベルによると
まず人を笑わせてそれから考えさせてくれる研究に贈られるとされる。
日本人受賞者も多い。
2点だけ面白いものをウィキペディアより紹介すると
1.2007年
化学賞:ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究 - 山本麻由(国立国際医療センター研究所研究員[5]) さんや
2.2003年
化学賞:「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」。兼六園内にある日本武尊の銅像にハトが寄り付かないことをヒントに、カラス除けの合金を開発した。 - 廣瀬幸雄(金沢大学教授)
さんがおられる。
ここでは1997年にイグノーベルで経済学賞を受賞した
Dr. Robert J. Genco氏の紹介をしたい。
彼は今年の日本の歯周病学会でも特別講演をされている。
イグノーベルでの受賞題目は
「財務上の重圧は、破壊的歯周病になる危険のしるしである」というものである。
先生は口腔{こうくう}]感染の研究をされており
最近は環境、生活習慣、遺伝などのリスクファクターの評価の研究をし
また、閉経の女性にみられる骨密度減少や口腔内の骨のエストロゲンの減少影響などの研究も行っている。既に10もの特許も取得している。
私たちに分かりやすく説明のできる歯周病の研究者(教授)である。
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http://dental.eco.to/myblog/archive_8.htm
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